人生、都合良くやり直しは効きませんが、再開発なら可能でしょうか?

再開発は進んでいるか? 〜無職再生工場の跡地〜 
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’08蟹工船 日雇い、漂泊10年(第5回)

2008/12/15 12:30|無職な日々TB:1CM:0
予約投稿を利用しての第5回目。
今回は日雇い派遣のお話。それでは、どうぞ。
 
◇限界感じ脱出…畳で「大の字」に万感
 
てんでんばらばらのもの等(ら)を集めることが、雇うものにとって、この上なく都合のいゝことだった。=「蟹工船」から

 「ネットカフェで暮らした10年、リラックスしたことは一度もない」。埼玉県の中島孝さん(45)=仮名=は日雇い派遣で食いつなぎながら、昨年7月まで続けた長い漂泊生活を振り返る。

 きっかけは離婚だった。妻と2人の息子を残し、住んでいた賃貸マンションを出た。運送会社で月収約30万円の正社員だったが、うまい話を持ちかけてドライバーを集める営業の仕事が嫌で、同じころやめた。

 新たにアパートを借りる蓄えはなかった。引っ越し作業などのアルバイトをし、サウナやカプセルホテル、ネットカフェなどを転々とした。2、3年後、派遣会社計5社に登録した。友人に借りた携帯電話で、翌日の仕事の有無を聞く。「あしたはないよ」。次々に断られると、「寝るところはどうしよう。食べ物は」と焦りと不安に胸が締め付けられた。

 仕事は、倉庫内の仕分けや工場での製品箱詰め、ごみの回収・分別などの軽作業や肉体労働だった。中島さんは「どんな現場でもしょっぱなからガンガン働いた」。派遣先に気に入られるためだ。

 東京都内のごみ分別工場で働いた時。ごみやほこりがたちこめていた。1日働き、「また来てよ」と呼ばれて2日目に行った時、工場の社員が「はい」と手袋とマスクを差し出した。社員が使っているのと同じ丈夫なものだ。派遣先の目にとまれば、小さな役得もあり、指名されれば仕事にあぶれなかった。

 「普通は5000円払っても断りたい仕事。でも、その日の5000円や6000円のために、一生懸命やるのがオレたち」と声に自嘲(じちょう)がこもる。それでも仕事があるのは週に4回ほど。月収は約8万円だった。

 稼ぎは食費や宿泊費に消える。その中から1000円程度は残さなくてはならない。仕事のない日曜に備え、土曜に6000円はないと不安だった。大型連休や正月は1週間ほど仕事が途絶える。年始には「毎日100円浮かせば次の年越しができる」と考えた。金のない時は野宿だ。怖くて眠れなかった。

家族連れを見るのも苦痛だった。「あの時、家を出なければ」。後悔にも襲われた。しかし、脳裏に浮かぶ息子の姿も振り払った。「生きるのに邪魔になる」。思い出に浸るのはぜいたくだった。

 午前0時まで時間をつぶせば、ネットカフェは5時間1200円の割安料金になる。窓のない1畳ほどの空間。いすの背もたれはいっぱいに倒しても45度。無理に目を閉じても終電を逃した酔客がなだれこむ。外から鍵が掛からず、「シャワーの間に荷物がなくなった」と盗難騒ぎも珍しくない。早朝に出て、コンビニ弁当を買い、仕事に向かう。疲労が蓄積されていく。病気になっても保険はなく、医者に行けない。風邪を押して仕事に行き、あまりの顔色の悪さに帰されたこともあった。

   *

 暑くなり始めた昨年5月、ふと思った。「夏を越せるのか」。全財産は財布の数千円。保証人もおらず、アパートを借りるなど非現実的な夢だと思いこんでいた。「だれもあてにできない」と張りつめてきたが、精神的にも、肉体的にも、限界が近づいていた。

 ネットカフェのパソコンに「ホームレス」「生活保護」と打ち込んで検索してみた。さいたま市で、住居確保などのホームレス支援をしているNPO法人「ほっとポット」を見つけ、半信半疑でメールを送った。代表理事の藤田孝典さん(26)らは、生活保護申請や部屋探しをてきぱきと進めた。他人のために動く人たちに驚いた。

 家賃2万5000円、4畳半一間のアパートに落ち着いた。大の字になって寝ころび、手足を伸ばした。「ああ、10年ぶりだ」。今年から派遣先で倉庫管理の仕事に就き、月収は15万〜16万円。生活保護は2カ月計約20万円を受給後、辞退した。

 派遣のままで不安はあるが、生活は格段に安定した。地に足をつけ、少しでも金をためるつもりだ。【亀田早苗】(毎日jp)
 
衣・食・住。生活する上でどれも欠かせない。
最も欠かせないのはどれか…といったら、僕は「食」という認識でした。
ただ、これは動物的な意味合いしか考えておらず、今回の記事を読んで考えなおしました。
ひょっとして、人間が人間らしく暮らすために一番必要なものは「住」なのかな?と。
 
住居は衣食住の中で最も手に入りにくいですよね。
アパートを借りるにしても、大抵の場合は保証金(敷・礼金)、保証人がいります。
様々な理由で、保証人が見つからない人も大勢いるでしょう。
本人に責任が無い事で、そういった苦労を強いられている場合があります。
また、はじめから土地があったり、実家暮らしであっても将来的にそれを維持する必要があります。
固定資産税なんかもそうですし、修繕、改装、改築も。
 
ですから、逆に言えば住居が安定していることは、それが「信用」の一種だともいえます。
最近は、保証人や初期費用無しでOK、という所も多くなってきました。
(本来、払うべき対価を支払えばそれでヨシ、とされるべきなのでしょうけど…。)
住居の部分にも信用保証に関する保険業が浸透してきた結果といえます。
ただ、そういったことのせいで、ちょっと高い家賃を払ったり、入居者に不利な契約であったりする
のは、資本主義経済では仕方の無いことなのでしょうかね…。
 
ちょっとした歯車の狂いから、ものすごい負のスパイラルに陥ってしまう。
常に緊張状態を強いられ、逆に全てを諦めてしまう人もいる。
こういった人達が、何かしらのキッカケで立ち直れるようなものがあれば、結果的に色んな人が
助かると思ったりもします。(将来的な社会保障費の負担増加を抑えられる、という意味で…)
 
◇緊張強いられる短期派遣労働者
 
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プロフィール

落人

Author:落人
出身:大阪(現住所同じ)
生年月日:昭和5○年生まれの30代。
嫁(派遣事務社員・大学の同級生)と二人暮らし。資格は運転免許だけ、経歴・外見・知力…オール低レベルと文句なし。
 
【略歴】
某国立大農学部中退後、大阪のとある私大経済学部卒。
在学中はアミューズメント関連施設のチーフ職として、殆どを働いて過ごす(大学では単位取得と特定講義のみに全力を注ぐ)。
 
卒業後、OA関連営業職を1年経験、その後流通業界へ転職し、複数店舗の運営管理・従業員指導・企画などを担当。業界独特の長時間・不規則勤務と、父親の介護が重なり過労で倒れる。
 
退職後、静養を経て自暴自棄になり 遊び人→主夫(引きこもり) へと成り果て、ブランク期間は気づけば1年以上。金銭的にも、精神的にも限界に達し、一念発起して08年9月より再就職活動開始。09年1月に、全く未経験の教育業界(塾経営)から内定を頂き、09年3月に再就職。
 
このブログは、そんな男の再就職までの道のりと、日々の戯言を記録。そして……
09年3月以降は、元引きこもり目線で、まぶしい世の中の様子、会社での出来事、嫁様との暮らしぶりを綴っていく、どうでもいいブログです。

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